2021.04.05
石川の伝統野菜シリーズver.14
【定義】昭和20年以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜。
石川県のブランド野菜15種類を定期的にお知らせいたします!
~~赤ずいき~~
産地:金沢市花園地区、三馬地区
出荷時期:7月~9月
「ずいき」とは、サトイモの葉柄(ようへい)部分(葉と茎を接続している柄のようなところ)を
いいます。加賀野菜の「赤ずいき」は、サトイモの一種「八つ頭(やつがしら)」の葉柄です。
葉柄ということもあり、繊維質が多く含まれます。ヘルシーな食材として、近年の注目を集めている
食材です。
中はスポンジ状で、調味料の味が染みやすいため、煮物や和え物など、さまざまな料理にマッチ
します。中でも酢の物がおすすめです。
【野菜のおかずの人気料理】
1.ずいきは皮をむき、4㎝の長さに切り、水につけてアクを抜く。
2.鍋にずいきを入れて空いりする。
3.ずいきがしんなりしたら、調味料(酢・塩・砂糖)を加えて火を止める。
4.③を冷蔵庫に入れ、食べるまで冷やしておく。器に盛り、白ごまをふる。
”夏の出荷時期にはぜひ酢の物でさっぱりと。”
赤ずいきの赤色の成分には、アントシアニンが含まれており、アンチエイジング効果も
期待できると言われていますよ。