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鷹の爪からの島らっきょう

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前々回にたけのこのお話をいたしました。たけのこを茹でるのにタカの爪を入れますと殺菌作用が高まり少し長持ちします。こんなトピックを書いていた時ちょっと思い出しました。沖縄に”島らっきょう”という”らっきょう”があります。この野菜を塩漬けするときにもタカの爪を入れます。とにかく癖があるのですが、沖縄のお酒でもある泡盛には最高に合う野菜です。2月~4月くらいが旬となります。今回は島らっきょうを紹介します。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

島ラッキョウの栄養と効能

◆疲労回復と滋養強壮に効くアリシン

◆血液サラサラで生活習慣病予防に効くアデノシン

◆整腸作用・便秘解消に効くフルクタン

 

 

ここまで栄養や効能が高く、しかも美味しい島らっきょうですが、食べ過ぎにはご注意ください。
島らっきょうに含まれているアリシンには強力な殺菌・抗菌作用がありますので、食べ過ぎると胃の粘膜が刺激されて胃腸が荒れ、腹痛や下痢の原因になります。
特に生で食べすぎるとある程度で胃もたれしてきます。
また、アリシンは臭いの元でもあるので、口臭・体臭の原因にもなってしまいます。
お酒のおつまみなどにすると、おつまみとして止められなくなりますがほどほどにお願いいたします。

 

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おススメの食べ方は塩もみしたものか、天ぷらとなっていて沖縄では古くからこの料理くらいしかありません。そんな中にあって無類のワイン好きのあるおじさんがこんなことを言っていました。「沖縄では島らっきょうという伝統的な野菜があるけれどいつも同じ食べ方で面白くない。これは内向的な沖縄の人の考え方と同じだ。餃子の皮に島らっきょうとゴルゴンゾーラチーズを包んで油で揚げれば癖の強い者同士が相まって最高のつまみになるよ。昔からの考え方もいいけれど新たな発想を取り入れて沖縄の人がもっと世界に羽ばたいてくれるといい。」そんなことをおっしゃっていました。なるほど新たな出会いはこんなところからも生まれるんですね。

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