2022.03.14
冷凍野菜がまずいと感じる3つの原因
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冷凍野菜は「冷凍」されているので、断然生野菜の方が美味しいです。それはしょうがないです。美味しい野菜を食べたいなら、生野菜を召し上がってください。
でも”ココ”を注意すると美味しくいただくことができます。今回は大事なところを3つご報告いたします♪♥
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①生野菜よりは、味や食感が良くない。
そもそも”冷凍野菜”に”生野菜”と同じレベルを求めるのは無茶です。
なぜ”冷凍野菜”の味や食感が良くないのか?それはズバリ冷凍しているからです。基本的に凍結させると、食べ物の細胞は破壊されます。
細胞が破壊されると食感が変わります。また、解凍したときに壊れた細胞から水やうま味が抜けて、香りや風味が落ちます。
冷凍野菜が美味しくないのは細胞が壊れているからなんです。
②解凍の仕方が間違っている。
”解凍方法”が間違っていると”冷凍野菜”が美味しくなりません。
基本的に”解凍方法”は下記の3つです。
a. 常温・冷蔵・流水解凍(自然解凍)
b. レンジ解凍後、炒める又は焼く
c. 冷凍のまま煮る、揚げる
もちろん”冷凍野菜”ごとに美味しく食べられる解凍方法は異なります。
例えば、オクラ、ほうれん草、ブロッコリー、枝豆などは自然解凍できるものが多いです。一方、人参、だいこん、里芋などの根菜類は、必ず沸騰させてから茹でます。
そうしないと、水分が抜けて「ボソボソ」「フニャフニャ」になります。
”冷凍野菜”を美味しく調理する上で最も重要な事は、『いかに野菜から水分やうま味を逃がさないか』です。
➂保存の仕方が間違っている。
保存の仕方を間違えると、”冷凍野菜”はまずくなります。いわゆる”冷凍焼け”と呼ばれるものです。
食材が白く変色し、食感がパサパサになる。冷凍庫の嫌な臭いが移るなどは冷凍焼けです。
これを防止するには
a. 空気に触れないようにする⇒ラップしてジップロック保存
b. 冷凍庫の温度をできるだけ一定に保つ⇒冷凍庫の開け閉めを減らす
c. 1ヶ月以上の長期保存を避ける⇒なるべく早く使い切るか、小分けにしておく
基本的には空気に触れさせないことが大切です。
いかがでしたか?冷凍野菜も様々な種類が登場し季節を問わず美味しい野菜が食べられるようになりました。
せっかく買った冷凍野菜です。美味しく食べたい!是非参考になさって下さい。